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Knots Art Festival at サンタナ学園

観て、描いて、奏でて、食べて、ときどき踊って!
みんなを結ぶアートのお祭り

開催日:11月1日(土)・2日(日)

時 間:午前の部(10:00〜12:30)

              午後の部(13:30〜16:00)  

               各日2部完全入れ替え制で実施予定 

              ※各回45名事前予約制

会 場:サンタナ学園(滋賀県愛知郡愛荘町)

参加費:各回1,200円 / 通しチケット2,400円

    ※軽食込み​

開催概要

滋賀県にあるブラジル人学校「サンタナ学園」を会場に、言葉や文化の違いを超えて参加者同士が 2 時間半のプログラムの中で、挨拶を交わし、美味しいものを分かち合い、作品を観賞し、共に制作し、ダンスや演奏を楽しみます。
2022 年からKnots for the Arts は、キュレーター、エデュケーター、建築家など様々な専門家と共にサンタナ学園とアートを通じた交流を行ってきました。

本年は、韓国からアーティスト、オロ・ミンギョン、ヤン・ジェグァンを招き、サンタナ学園とプロジェクトチームが事前ワークショップを実施しながら、フェスティバルの準備を進めています。
2 日間・2 部制で行われるフェスティバルには、サンタナ学園の生徒や保護者・関係者をはじめ、地域住民、他県および海外からの参加者、プロジェクトチーム、ボランティアなど、総勢約 300 名が参加する予定です。


誰かと一緒に創造する体験は、互いを「他人」ではなく「あなたと私」として結びつけ、関係を築くきっかけとなります。イベント当日だけの出会いではなく、長く続くつながりを育むためのフェスティバルです。

私たちと共に新しい出逢いを是非、ご体験ください!

Knots Art Festivalとは?

1998 年に設立されたサンタナ学園の校舎を舞台に、アートを通して文化や言語の壁を越え、地域住民と在日ブラジル人コミュニティをつなぐことを目的とした試みです。サンタナ学園には、労働者としてブラジルから来日した親をもつ子どもたち(0 歳~18 歳)が通っており、公的支援が限られている中、日々の運営を続けています。

今回のフェスティバルは、教育的・文化的課題を抱える学校と地域社会を結ぶ、他に類を見ない取り組みです。

​会場のサンタナ学園とは?

アーティスト

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オロ・ミンギョン

担当: 奏でて!

韓国・ソウルを拠点に活動。

光・影・エネルギー・関係性など、私たちを動かす「小さなもの」の力を探求し、音・空気・照明など多様な感覚メディアと技術を用いて、観客と空間で相互作用する作品を制作。

映像・インスタレーションにとどまらず、サウンドパフォーマンス、演劇、映画、パフォーマーとのコラボレーションにも展開。Art Jamsil(2022)、Factory 2 (2019)などで個展を開催し、Arko美術館(2024)、ナム・ジュン・パイク美術館(2023)などのグループ展に参加。作品は京畿道美術館などに収蔵されている。

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中居 真理

担当: 描いて!

滋賀県を拠点に活動。

プロジェクトベースでのデザイン制作に多く携わる。近年は「しがどうわ」プロジェクトを展開。

金仁淑との共同制作として、作品集「Two Projects in Seongbuk-dong」エディトリアルデザイン(2021)、「サンタナ学園アート·プロジェクト2023」プロジェクトチームに加わり、アートブック「扉の向こう -私とあなた、滋賀とアート」編集・デザイン(2024)、「Knots Art Festival at サンタナ学園」ビジュアルアートディレクション(2025)などを担当。

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​黒川 岳

担当: 踊って!

1994年島根県生まれ。京都府在住。

自らの体をもって様々な物・事にきちんと触れる(触れようとする)ことの喜びや不思議さ、難しさなどと向き合いながら、その時々に扱う素材や対象と関わる方法を見出し、あるいはそれらを見出そうとするプロセス自体に着目して作品制作を行っている。

令和5年度京都市芸術文化特別奨励制度認定者。

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金 仁淑

担当:観て!撮って!

ソウルと東京を拠点に活動。

コミュニティと関係を築きながら、社会的・文化的な属性を越えて、一人ひとりの個性に向き合うプロジェクトを展開し、その協働のプロセスを体験するインスタレーションを制作。

国内外の美術館や芸術祭で作品を発表し、国立現代美術館(韓国)、東京都写真美術館などに作品が収蔵されている。2022年から現在に続くサンタナ学園との出会いについて表現した「Eye to Eye」の連作により、木村伊兵衛写真賞(2024)、文部科学大臣芸術選奨新人賞(2025)などを受賞。

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ヤン・ジェグァン

担当:撮って!

韓国・ 京畿道を拠点に活動。

捨てられるすべてのものに関心を持ち、その事物から物語を紡ぐプロジェクトを行い、現在、ドキュメンタリーと朗読劇を基盤にした映像作品や写真作品を展開。 京畿道や城南市などの助成を受けWoonjoong Gallery(2025)、城南文化芸術センター(2024)などで個展を開催。ソウル市立美術館、サンタバーバラ美術館、ヒューストン現代美術館などのグループ展に参加。

作品は国立現代美術館 Art Bankなどに収蔵されている。

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小澤 貴仁

担当:撮って!

滋賀県を拠点に活動。

都市に切り込みを入れ、表現の追求を続けている写真家。

Dear Gallery NARA(2025)、ギャラリー美0 (2016) などで個展を開催し、マロニエギャラリー (2017〜2024)、大理国際写真祭 (中国、2021)、平遥国際写真祭 (中国、2021)、YOSHITOMI PHOTO FESTIVAL (2017〜2020) などのグループ展に参加。

第25回写真「1_WALL」奨励賞 (2022 野口里佳選) を受賞。

協力

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山田 ちあに

日本語とポルトガル語のバイリンガルとして、ワークショップから準備期間、そしてフェスティバル本番に至るまで、すべての過程を共にするコミュニケーター。

8歳のときにブラジルから来日し、

その後も日本とブラジルを行き来してきた経験をもとに、ポルトガル語話者と日本語話者の参加者をつなぐ役割を担っている。

資料展示では、自身の生い立ちや、コミュニケーターとして参加する中で抱いた想いを綴ったテキストも公開。

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サンタナ学園に通うフェリペとマリアのお父さん。

アコーディオンの音色で学園を包む演奏家。

今回は特別出演として、11月1日午前・午後の部に、娘のマリアとともに生演奏を届けます。

アドリアーノ・ミヤケ

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設計・製作・企画を担当する安川雄基、ワークショップやデザインを担当する富吉美穂、そしてアーティストの山﨑永友(えいすけ)のチーム。

フェスティバルの展示構造物の制作と設営を担当し、壁画およびサウンド

ワークショップのスタッフとしても

協力。

合同会社アトリエカフエ

​協力

山田創、山田裕理、野口喜代美、横井悠、赤澤誉四郎、松井裕紀、Bruna Shizue Matsubara、Midori Tsumita、

キム・セヒョン 、Emi YAMAMOTO、鈴木大斗、河田一優、宮﨑知良子、パク・チョンへ、金美賢

主催・協賛・後援

主 催:Knots for the Arts(金仁淑、杉田モモ、西田祥子)

協 賛:近江渡来人倶楽部、ソニーマーケティング株式会社

​後 援:滋賀県、公益財団法人 滋賀県国際協会、森美術館

支 援:一般財団法人川村文化芸術振興財団、高橋喜久子、キム・ヘジュ、八巻香澄

協 力:サンタナ学園

プログラム

​観て! ①

サンタナ学園との出逢いの過程を記録した金仁淑の作品《Eye to Eye》を滋賀で初展示!

制作の舞台となったサンタナ学園の校舎内各所でご覧いただけます。

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​観て! ②

サンタナ学園を取り巻く状況や、2002年〜2025年のプロジェクトについて子どもたちとのワークショップを垣間見ることができるテキストや資料を展示します。

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​描いて!

プレハブや戸建住宅が並ぶサンタナ学園の軒先で、フェスティバルに参加した人たちが重なり合いひとつになる姿を表現する大きな絵を描きます。

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撮って ! ①

受付時にお渡しする同じ色を持つ参加者を探し、グループをつくり、サンタナ学園の子どもたちに撮影してもらいましょう。

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撮って ! ②

仲間全員が揃ったら、アーティストが「他人同士で撮る家族写真」撮影します!

食べて!

サンタナ学園の校長先生、中田 ケンコ先生の美味しい手料理!お父さんたちが焼くシュラスコや子どもたちが給食で食べているブラジル料理をお楽しみいただけます!

奏でて!①

パフォーマンス

《小さな動き、大きな歌:みんなでつながる森》

メディア作品、展示、音楽、パフォーマンスなどを手がけるアーティスト、オロ・ミンギョンを韓国から招き、学園のまわりで出会える自然のかけらから石・枝・木の葉で新しい楽器を作り、耳を傾け、分かち合いながら演奏します。

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奏でて!②

​ワークショップ

《小さな動き、大きな歌:みんなでつながる森》

演奏のための楽器をみんなで作るワークショップ。

オロ・ミンギョンと学園のまわりで出会える自然のかけらで音を確かめながら、新しい楽器を作ります!

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奏でて!③

サンタナ学園に通うフェリペとマリアのお父さん、アドリアーノ・ミヤケが特別出演!

11月1日午前・午後の部に、娘のマリアとともに、アコーディオンの音色をお届けします。

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踊って!①

アーティスト・黒川岳が考案した『フミフミ盆踊り』。

「ふみふみ」とは、猫がうれしい時に行う、前足を交互にリズムよく踏むように動かす仕草のこと。ほかの猫たちも共鳴してふみふみすることがあります。

今日は、日本の盆踊りの定番曲『炭坑節』に合わせてその猫の動きを真似し、みんなで喜びを共有しながら踊りましょう!

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踊って!②

フェスタ・ジュニーナは、ブラジルで毎年 6 月に開かれる、農村文化を祝うにぎやかなお祭りです。

フェスタ・ジュニーナを祝って踊る、サンタナ学園おなじみのダンスを、日本の秋に、みんなで踊りましょう !

​フェスティバルを応援する

Knots Art Festival の趣旨にご賛同いただき、運営をご支援くださる個人・団体・企業の皆さまを募集しています。

みなさまからのご協力は、地域と多文化社会をつなぐ新たな文化の場づくりにつながります。

ご支援の方法は下記の 3 つとなります。

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​サポートスタッフ

フェスティバル開催前のプレイベント(こどもたちとのワークショップ)や、当日の運営をお手伝いいただけるサポートスタッフを募集しています。芸術や国際交流に関心のある方、ぜひご参加ください。

詳細はこちら

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​物資による支援

フェスティバル運営に必要な物資・設備のご提供も受け付けています。ご協力をお願いしたい物資は、詳細からご覧いただけます。

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協賛金による支援

1 口 1 万円からご協賛いただけます。お預かりした協賛金は、フェスティバル運営費に活用させていただきます。

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©2022 Knots for the Arts.

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