日時:7月7日(木) 11:30〜13:30
場所:東京都美術館ロビー階第2展示室
グループミーティング参加者:演劇、美術、美術館学芸員、美術館教育普及担当、アーティストなど
6月28日(火)〜7月7日(木)に開催された『だれでも文化でつながる国際会議』のグループ・ミーティングに出展しました。
「未来とアートをつなぐ:韓国の文化芸術教育の事例に学ぶ」をテーマに、まずは私たちが行ったリサーチプロジェクト、チョン・ユンギ氏のインタビュー動画をご覧いただき、韓国文化芸術教育の仕組みを知っていただき、参加者の経験や芸術文化教育のあり方についてなどを話し合いました。
インタビュー動画視聴中には、それぞれ感想や疑問などを付箋に書いていただきながら、視聴後に感想や意見交換が行われました。
参加者の方々からは、縦割りのない多方面の政府機関と協力しながら行われる韓国の文化芸術教育のシステムや潤沢な資金、地方格差が出ないよう都市だけに集中しないよう配慮されている点なども日本の文化芸術教育システムに取りにれる部分として挙げられました。
また、教育というとユンギ氏が事例で取り上げているように、学校教育の中で行われることが想像されるが、軍や刑務所での事業もあり、学校教育外での文化芸術教育提供がどのように行われているか、参加者の多くが興味を持っていました。
一方で、政府の多大なサポートによって成立するArteの文化教育普及システムにおいて、国家・芸術・教育のパワーバランスを懸念する意見もあがりました。
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